酵素ドリンクのダイエットってリバウンドしやすい?

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酵素ドリンクのダイエットってリバウンドしやすい?

酵素ドリンクの1杯当たりのカロリーは15〜80キロカロリー前後。30代の女性の1日当たりの基礎代謝量が1200キロカロリーであることを考えると、1日1回の置き換えでもかなりカロリーを抑えることができることになります。しかし、カロリーを減らしただけのダイエットはリバウンドしやすいのも特徴。酵素ドリンクでのダイエットがリバウンドしやすいという噂もありますが、本当なのでしょうか。

 

リバウンドを防ぐなら置き換えダイエットが無難

まずはリバウンドの仕組みから考えてみましょう。極端に食事の量を減らせば、当然体重は落ちます。すると体は飢餓状態のようになって体内の脂肪を燃焼せずに、蓄えようとするはたらきがあります。また食べたものからも効率よく栄養を吸収して摂取カロリーを少しでも増やそうとするのです。さらに体は省エネモードになって基礎代謝が落ちてしまうため、太りやすい状態になります。

 

こうした状態で食事制限が終わると本能的に反動でドカ食いしたくなりますよね?飢餓状態にある体が食べ物を目の前にするわけですから、少しでも食べておこう!と異常な食欲で食べてしまうのは当然のこと。これは動物の本能とも言えるべきものなので、逆らうことはできません。このようにしてリバウンドは起こるのです。

こうしたリバウンドを防ぐためには1か月に落とす体重の量を全体の5%程度に留めること。60キロの方なら1か月に3キロが限度となります。1日1食の置き換えならちょうどいいペースと言えるでしょう。リバウンドしたくない方は置き換えダイエットからトライしてみるのがオススメです。

 

ファスティングをするときには回復食に時間をかける

置き換えダイエットでリバウンドを起こすケースのほとんどがファスティング、いわゆるプチ断食の後だと言われています。ファスティング後に、通常食に戻る前には消化のいい重湯やおかゆといった回復食をきちんと摂らず、すぐに普通の食事の戻すとやはり体は反動でドカ食いするようになってしまうのです。

 

酵素ドリンクを使ったファスティング後の回復食とは?」のページでお話したように、ファスティングの後はファスティング期間と同じ日数をかけて回復食を摂って胃を徐々に通常食に慣らすようにしましょう。